間もなく「平成」が終わり「令和」となりますね。

ある意味、年末年始のような雰囲気ですが・・・

現在の平成天皇がご退位され、現皇太子さまが新天皇としてご即位されるのに合わせて「元号」が変わるというものですが。

三種の神器って何かをご紹介します

三種の神器は一般的には「さんしゅのじんぎ」と読みます。

日本神話などでは他の読み方もあるようです。

日本の歴代の天皇が「皇位を継ぐものの印」として代々受け継がれてきた3つの宝物、というものです。

 

 

鏡(八咫鏡:やたのかがみ)・剣(草薙剣:くさなぎのつるぎ)・玉(八尺瓊勾玉:やさかにのまがたま)

の3種類です。

 

それぞれ実物と形代(かたしろ:代わりのもの)があります。

 

八咫鏡:やたのかがみ:実物は伊勢神宮の内宮、形代は皇居の賢所
草薙剣:くさなぎのつるぎ:実物は熱田神宮、形代は皇居内
八尺瓊勾玉:やさかにのまがたま:実物が皇居内、形代は作られていない

しかし、どこにも実物の画像などはなく、皇族の方々もご覧になられたことがないのだとか。

とても神秘的ですね。

剣璽等承継の儀(けんじとうしょうけいのぎ)とはどういった儀式なのでしょうか?

現在の天皇から新天皇へ皇位を受け継ぐ儀式だそうです。

その時、上述の「三種の神器」の受け渡しが行われるのです。

実際の「皇位継承」の儀式としては、この剣璽等承継の儀(けんじとうしょうけいのぎ)の後、即位礼正殿の儀、大嘗祭の3つが行われるようです。

まさに日本神話の世界へタイムスリップしたような感じですね。
昭和から平成になった時にもこうした儀式が行われましたが、あまり記憶にはありません(;’∀’)

今度はちゃんと見守っておこうと思います。

三種の神器の他の意味

1950年代の高度成長期に家電製品「テレビ(白黒)、洗濯機、冷蔵庫」を言っていたようです。

今では当たり前にある家電製品ですが、戦後国を立て直すのに国民が一生懸命働き、生活を豊かにしてきたことがわかりますね。

また、さらに「クーラー、自家用車、カラーテレビ」も昭和の新三種の神器と呼ばれるようです。

本当に、戦後生活がガラリと変わりましたよね。

令和にも三種の神器が登場するのでしょうか?

楽しみですね。