子供は先ほどまで元気だったのに急に具合が悪くなることって、よくありますよね。
日中なら、病院に連れて行くこともできますが夜間とか休日だと「すぐに」とは行きません。
風疹の症状、ご存知ですか?
風疹は発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性の発疹症です。
ただ「発熱、発疹、リンパ節腫脹」が全部そろっていない場合もあり、重い合併症を併発するケースなど臨床症状だけで風疹を診断するのは難しいとされています。
発熱も半数程度とされています。
発疹は発熱とほぼ同時に出ます。
リンパ節腫脹は耳の後ろ、後頭部、頸部などに見られます。
子供によく見られる発熱(38℃以上)を伴った発疹(紅斑)の見分け方、注意点
紅斑とは、皮膚に赤い発疹が出るもので、ほとんど平坦です。
風疹:発熱と発疹がほぼ同時に出て、リンパ節の腫脹を伴う
麻疹:3~4日間の発熱、咳、鼻汁後、顔や体に発疹が出る。発疹が手足へと徐々に広がる。
修飾麻疹:ワクチンを接種した後にかかる麻疹、乳児のかかる麻疹。症状は通常の麻疹よりも軽く、発疹が発熱と同時に出ることもある。
突発性発疹:3~4日間の高熱が出たの後、解熱した後全身に発疹が出る。咳や鼻汁などは軽いことが多い。
子供の発熱での注意点
子供の突然の発熱、親としては焦りますよね。
特に高熱(38℃以上)の場合は心配になります。
しかし、熱の高さだけを注意するのではありません。
発熱以外に次のような症状が有る時は、病院受診をお勧めします。
1.顔色が悪く、苦しそうなとき
2.元気がなく、ぐったりしているとき
3.ひきつけを起こしたとき
4.意識がはっきりしないとき
5.強い腹痛を訴えているとき
6.38度以上の発熱があり、頭痛がしたり嘔吐などの症状が有るとき
7.生後3か月未満の38度以上の発熱があるとき
などです。
基本的に子供の場合「発熱していてもきげんが良い」ときは大丈夫であることが多いです。
普段から、子供の様子をよく見ているお母さんだからこそ気付けるといったこともあります。
子供さんの様子はよく見ておきましょう。