2019年5月1日、新元号「令和」初日です。

昨日「平成天皇」はご退位されました。

「退位礼正殿の儀」でのお言葉や一礼に感動された方も多いと思います

「退位礼正殿の儀」でのお言葉

「退位礼正殿の儀」とは、国民に天皇陛下が退位されることを知らせる儀式のことです。

昨日(2019/4/30)夕方、皇居・松の間で行われました。

その様子をテレビ各局が生中継しましたが、ご覧になられたでしょうか?

 

第二次世界大戦後、天皇家の存在についていろいろな考え方がありました。

日本国憲法で「天皇は日本国、日本国民の象徴とする」と定められ、前天皇(昭和天皇)から「象徴天皇」として公務をされてきました。

第二次世界大戦への思いがお強いのか、国民に対して「象徴としての自分を受け入れ支えてくれた」と感謝を述べられました。

こうした陛下の姿勢が世界の中で日本が、礼節を重んじる国として評されていることにも通じているのかと思います。

「退位礼正殿の儀」での出来事

天皇陛下がお言葉を述べられた後、天皇陛下のお印である「剣、勾玉、国璽、御璽」を侍従の方々が持ち退室を始められた時、先導のお二人と剣を持たれた侍従の方が松の間を出られたところで天皇陛下は180度向きを変えて、後ろに続く皇后陛下に視線を向けられた後、参列された方々に向かって一礼されました。

これには非常に感動しました。

どんなものにも「終わり」があることを改めて感じました。

ちょっと寂しい感じもしますが、仕方ないですよね。

時代は確実に動いている、ということでもあるんですよね。

新たな「令和」の時代が、より一層輝かしい時代になるように国民一人一人が頑張らないといけませんね。

 

平成天皇陛下、皇后陛下は本当に仲の良いご夫婦ですよね。

皇后陛下が台座から降りられるとき、何気なく手を取られたり・・・

本当に素敵なご夫婦です。

こうした夫婦のあり方もお手本にさせていただかなければいけませんね。