「この人と一生共に暮らすの!」結婚するときは誰でもそう思っていると思います。
何年か経ったとき、夫婦喧嘩をして「こんな人だと思わなかった!」と幻滅し、離婚することになるなんて想像もしていないはずです。
夫婦喧嘩の時、言ってはいけない言葉、ご存知でしょうか?
夫婦も最初は仲良く暮らせる場合がほとんどです。
しかし、時間とともにいろいろな「ズレ」が出てきて、意見を戦わせるだけなら良いですが、相手を攻撃するような「喧嘩」となることもよくあることです。
「親しき中にも礼儀あり」という言葉もあるように、夫婦と言っても元は他人です。
親でもなければきょうだいでもないのです。
何でも言って良い、というわけではありません。
どんなに腹が立っても「これだけは言ってはダメですよ」という言葉があるのです。
1.二人の生活のはじめ(結婚することになったこと)を否定することはNG
どんなに腹が立っても「この結婚は間違いだった」とか「あなたと結婚するんじゃなかった」とか「生まれ変わったら絶対あなたじゃない人と結婚する」などは絶対言うべきではありません。
二人の生活のすべてを否定することになってしまうからです。
言った方はスッキリするかもしれませんが、言われた方はずっとこの先心に引っかかったままになってしまうのです。
例え「離婚しても良い」と思っていても言うべきではありません。
その言葉が発せられた時から、二人の間の「信頼関係」はゼロになってしまうからです。
2.相手の家族(親やきょうだい、親戚など)のことを悪く言うのはNG
「お前の母親って本当にだらしないよな~」とか「あなたのお父さん、私好きにはなれないわ」など。
これも、相手の存在を否定することになってしまいます。
結婚は当人同士の合意で成立するのですから、親やきょうだいは関係ない、という方もいらっしゃいますが、産んで育ててくれたのは「親」です。
その親の遺伝子を受け継いでいるのですから、そこを否定されるととても辛いものです。
3.生理的に受け付けないといった言葉はNG
「触らないで!」とか、「いっしょにしないで!」など。
特に女性が発言しやすいのですが、言われた方は思いっきり「溝」を感じてしまいます。
よく「夫婦生活ができなくなったら喧嘩はするな!」というのは当たっています。
4.稼ぎに関する言葉はNG
男性の場合「誰の金で飯が食えると思ってるんだ~」とか。
女性の場合「あなたの稼ぎが悪いからこんな生活しかできないんだわ」とか。
特に男性の場合「自分の価値=稼ぎ」と考えがちなので、その稼ぎの多い少ないを言われると自信を失くしてしまいます。
5.出ていけ!実家に帰ります!はNG
出ていけ!と言われれば、相手は居場所を失います。
また、「実家に帰ります!」と言われれば、夫婦としての生活より実家の生活の方が良いということになってしまいます。
こうした言葉は信頼関係を崩してしまいます。
上手な夫婦喧嘩の方法はあるの?
基本的に「喧嘩」はNGです。
「伝え方」を工夫するべきです。
仲良し夫婦の私の両親のことを例に挙げると、して欲しくないときでも先に「いつもありがとうね」から伝えている母です。
誰でも「感謝」を口にされて嫌な気持ちになる人はいないですよね?
これは本当にすごいな~と感心していました。
また「喧嘩」を構えて言うのではなく、「意見の違い」「感じ方の違い」として話す。
もし相手が怒ったら「ごめんなさい」とすぐに謝る
そして、基本的に夫婦は寝室を一緒にする、です。
ぜひ、参考にされてみてくださいね。