私は「オリンピック景気」と言われる高度経済成長期生まれのアラフィフ女子です。

小、中学校では45人学級の時代です。

団地ができると子供の人数が急増して小学校がマンモス化(1学年が10クラス近くになる)しているところもありました。

そんな幼少期を過ごした私には、戸外で遊んでいる子供を見かけなくなったことで「子供の人数が減ったな~」と実感しています。

少子化って何でしょう?

単純に「子供の数が減ること」です。

難しく言えば「出生数の減少」であったり「出生率の水準が人口置換水準以下まで低下すること」であったりします。

出生数の減少とは?

「生まれる子供の数が減ること」です。

「出生率の水準が人口置換水準以下まで低下すること」とは?

長期にわたって人口が安定して維持されると思われる「1人の女性が一生の間に子供を産む数」が基準値(先進国の人口置換水準値は2.1人)を長期間下回っていることです。

つまり、1人の女性が一生の間に2人以上産んでくれるとだいたい人口が維持されますが、2人以下だと徐々に人口は減っていきますよ、ということです。

少子化が続くとどうなるの?

産まれてくる子供が少ないのですから、人口のバランスとしては成人が多くなる(特に高齢者の割合が高くなる)ということです。

人口減少が続けば、将来的には人類滅亡の危機になるということでもあるんですね。

地球上の生物で自然に消滅していった生き物はたくさんいます。

そういった生き物たちと同じ運命をたどることになってしまうということですね。

ここ数十年の間に起こる可能性があるわけではありませんが、このペースで行くと1200年後くらいにはほとんど人間が地球上にいなくなっている可能性があるのです。

西暦も3200年くらいになると、ほとんど人間がいなくなっているかもしれません。

やはり、何かのタイミングで手を打たなければいけないですよね。

自然にまかせていてはきっとどんどん人口は減っていくでしょう。

若い人たちが子供を産んで育てやすい社会でなくてはならないんですよね。

真剣に考えるときが来ていますよね。