不登校になると、なかなか復帰のタイミングが難しいものですよね?

 

私の息子(現在は24歳)も小学1年生から不登校になりました。

 

子供はいろいろな理由で不登校になります。

 

息子の場合は「理解者(発達障害があること)がいないことによる孤独→疲労」かと思っています。

 

友達もうまく作れなかったことから、本当に「独りぼっち」だったのかな?と思います。

 

それでも、将来的に「ずっと引きこもる」という事態は避けたかったので、あの手この手で登校を促しました。

 

その時の体験(アイディア)が同じ境遇の方の参考になればとてもうれしいです。

 

では、お話しますね。

不登校から復帰するまでに整えること

1.本人を十分に休息させる

心身ともに元気であれば、通常は誰でも学校へ行けるはずです。

 

何らかの理由があって「学校へ行きたくない!」という不登校状態になります。

 

ちょっとしたことのように見えても、本人のとっては「とてもつらい」ということもあるのです。

 

少なくとも瞬間的に不登校になることは珍しく「行くのが嫌だな~」という「気が進まない」状況になってから、徐々に不登校へと進んで行くケースがほとんではないでしょうか。

 

つまり、本人はとても疲労している状況なのです。

 

まずは「休息」です。

 

心身ともに元気にならなければ、前には進めません。

 

1日休ませただけで元気になる子もいれば、1週間かかる子もいます。

 

1か月以上かかる子もいます。

 

その子によって、必要な休息期間は違います。

 

1日休んだだけで、翌日には「何が何でも行きなさい!」というのはよくありません。

 

まずは、本人が行かないのであれば休息させることが大切です。

2.不登校になった原因を突き止める

不登校になる原因は個々によって違います。

出典:文部科学省「不登校の現状に関する認識」より

「学校生活によるもの」と「本人の問題によるもの」が割合的には同じくらいで約35%です。

 

家庭生活によるものが約20%、不明・その他が約10%です。

 

まずは、「なぜ学校に行かなくなったのか?」を突き止めることが大切です。

 

本人に話を聞いてみたり(できる場合は)、学校と連絡をとって担任の先生に様子をお聞きしてみましょう。

 

「何も手がかりがない」ということはなく、何かわかるはずです。

3.不登校になった原因の解決

これはなかなか簡単なことではありません。

 

原因がよくわからないケースや、いろいろな要因が複雑に絡み合っている場合など、解決の糸口さえ見当たらないような場合もあるからです。

 

しかし、不登校を解決するためには、できることをやって学校へ足が向きやすくすることが絶対的に必要です。

 

しっかり休息を取らせるだけで、自ら登校してくれるようになる場合もあるかもしれませんが、そういったケースは稀だと思います。

 

不登校の子どもを抱えると、親も疲労してしまいますので「子どものために頑張る!」のも本当に大変ですが、潰れない程度に頑張りましょう。

 

解決はもちろん、母親一人ですることではありません。

 

いろいろな方の手を借りましょう。

①学校と連携を取る

担任の先生はもちろん、スクールカウンセラーや養護教諭、校長や教頭といった管理職、教育委員会など、借りられる手は何でも借りるべきです。

 

相談相手が多いほど、いろいろなアイディアが浮かびやすくなります。

②精神科または小児科を受診

気分の落ち込みなど、場合によっては薬が効果を発揮することもあります。

 

また「調子はどうかな?」と医師(自分をわかってもらえる)に尋ねてもらえるのも、子供本人の心を開きやすくなる場合があります。

③自治体の相談窓口の利用

自治体の教育委員会では、相談にのってくれるだけでなく教育支援センター(教育委員会が設置しているフリースクールなど)の紹介や指導なども行ってくれます。

 

また、厚生労働省の管轄の児童相談所や精神保健福祉センターなどでも相談にのってくれます。

 

ぜひ気軽に相談しましょう!

不登校からの復帰の初日を乗り切るためのアイディア

めでたく不登校を終了して登校の初日を迎えるにあたって、私が実際にやった対応(アイディア)を紹介します。

1.登校の初日に母親が付き添う

やはり、久しぶりの登校は緊張するので付き添いました。

 

本人が「一人で行く!」というのなら別ですが、校内に入らなくても正門近くまで付き添うとか、少しでも緊張をほぐしたくてやりました。

2.始業時間に間に合わなくても行かせる

最初から始業に合わせていくのは敷居が高いので「学校行こう!」と声を掛けて本人が行くようなら何時でも(給食からでも)行かせました。

3.始業から終業まで丸一日参加するのではなく、段階的に学校の滞在時間を延ばす

4時間目~給食まで、3時間目から給食まで、というように初日は「顔見せ程度」にして少しずつ滞在時間を増やしました。

4.隣の席に座る子に配慮してもらう

特に普通学級に通わせていた小学校の頃は理解のない子もいるので、できるだけ理解のある本人に負担にならない子と隣同士になれるよう担任の先生にお願いしました。

5.学校の職員(スクールカウンセラーや不登校対応職員)に迎えに来てもらう

学校側からの提案だったのですが、最近は本当に不登校の生徒も多いようで「スクールカウンセラー」だけでなく「指導員」という形で補助に入る職員も配置されていましたので、そうした職員が朝迎えに来てくれました(我が家には適しませんでした)。

6.登校したらご褒美を与える

発達障害の息子は「スケジュール通り」に行動することを好んだので、本人の好きなおやつを「学校から帰宅したら食べられる」というようにスケジューリングしました。

 

最初は効果ありましたが、「好きなおやつを食べられる<学校に行かない」となって今一つ効果が薄かったです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

子どもが「不登校」になると、親は先のことを心配して本当に動揺してしまいますよね。

 

私が子どもの頃(昭和40年代~50年代)は、1クラス45人くらいでしたが「不登校」の同級生は一人もいませんでした。

 

今は1クラス30人くらいですが、2~3人は「不登校」といわれる生徒がいるようです。

 

時代が変わった!」といってしまえばそれまでですが、私が子どもの頃にはまだ普通にあった「大家族」で生活している子どもはほぼいなくなっています。

 

こうした家庭環境が大きく変化したことも「子どもの心の支え」に少なからず影響があるように感じます。

 

実際、私は幼稚園、小学生と容姿について本当によくからかわれました。

 

一歩家から出るとそこは地獄のような気がしました。

 

しかし、私は祖父母と同居していたため幼稚園や小学校で嫌なことがあっても、帰宅するとすぐに話せる相手がいたのは本当にありがたかったです。

 

もし、仕事から帰ってくる母を待ってからでないと自分の気持ちを聞いてもらえる相手がいなかったら、きっと学校へ行きたくなくなっていたと思います。

 

朝何となく行きたくなくてグズグズしていると、祖母が「給食食べたら帰ってくるんだから、行っておいで!」と学校へ行くことを促してくれました。

 

今はこうした親以外の子どもの味方がほとんどいないことが、子どもの心の成長に少なからず影響を与えているのではないかと思われます。

 

国や自治体も「不登校」に対する対策(「不登校への対応についてー文部科学省ー」)をとってくれています。

 

少しでも大切な子どもたちが「不登校」になって、健全な成長が妨げられないことを願います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。