「明かりをつけましょぼんぼりに~」と歌にもあるように、ひなまつりと言えば「ひな人形」ですよね!
「ひな人形」は女の子が生まれると母方の実家から贈られる(今は両家で折半したりいろいろですが)ことが多いですよね。
ひなまつりは、子どもの健やかな成長をお祝いしながら家族全員で楽しむイベントですよね。
私も幼い頃、祖母と一緒にひな人形を飾ったことを覚えています。
ひなまつりのひな人形はいつ出すべき?2021年版
1.ひな人形をいつ出すのが正しいの?
ひな人形を出すのに「きまり」はあるのでしょうか?
正解は「いつからいつまでといった期間はない」ということです。
昔から続いている伝統行事なので「しきたり」のようなものがあるのかと思われがちですが、「何月何日」といった決まりはないようです。
ただ、あわてて3月2日(ひなまつりの前日)に出して飾るのは「一夜飾り」といって「縁起が悪い」とされるので、もう少し早めに飾るようにしましょう。
2.2021年のひな人形を出すのにお勧めの日は?
一般的には立春(2月3日)から2月の中旬にかけてが良いとされています。
節分で豆まきをして厄払いをした後、というのが良いようです。
もちろん、それ以前から飾っても問題はありません。
また「雨水(2月18日)に飾ると良縁に恵まれる」という地域ももあります。
「雨水」は2月の中旬くらいなので、こうした「言い伝え」を大切にするのも良いかもしれませんね。
ひなまつりのひな人形はいつしまうべきなの?2021年版
1.ひな人形をいつしまうのが正しいの?
ひな人形を出す「きまり」はありませんでしたが、「しまう」のはどうでしょうか?
よく「ひな人形をいつまでも出していると婚期が遅れる」といったことを耳にするとおもいますが、実際はどうなのでしょうか?
正解は「迷信」ということです。
「しまう日」にも決まりはないようです。
ただ、これは「きちんと片付けができないようなだらしないことでは、素敵な女性とは言えませんよ!」といった「しつけ」としての意味合いで言い伝えられてきたのでしょう。
学校がない時代でも、昔の人はこうした日々のことで基本的なことを教えていたのでしょうね。
2.2021年のひな人形をしまうお勧めの日は?
ひなまつりからだいたい2週間くらいの間にしまうのが一般的のようです。
一番の注意点は「晴れた湿気の少ない日」にしまうことが大切です。
お人形には「湿気」は大敵(カビやシミの原因になる)なので「日にち」ではなく、「お天気」で決めましょう。
しまうことを焦る必要はないので、しっかりお天気を見ながら3月中旬くらいを目標にしまうのが良さそうですね。
私の母の実家は雪深い地方で「ひなまつり」を旧暦の4月3日にしていたようです。
調べてみるとこうした地域もあるようなので、そういった地方の方は4月中旬を目標にされると良いでしょう。
まとめ
「ひなまつり」という伝統行事について、特に「ひな人形をいつ出せばいいのか?」ということに焦点を当ててお話しました。
参考にしていただけるとうれしいです。
最近は「核家族」が多く、なかなか伝統行事もかつてのようには行わなくなってしまいましたが、伝統行事にもきちんとした意味があるものですよね。
そうしたことを忘れず、語り継ぎ、受け継いでいきたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。