3月ですね!

 

3月は「卒業」「別れ」の季節です。

 

イメージとしては「今までの状況から他の状況へ変わる節目」と言えるでしょうか?

 

今までの生活から新しい生活へ向かう心構えをする時期ともいえるかもしれません。

 

いずれにしても、ちょっぴり寂しく、不安な時期でもありますよね?

 

中学校、高等学校、専門学校、大学などをご卒業される方、おめでとうございます。

 

2020年3月に続いて2021年3月は「コロナ禍」での卒業となり、「コロナ禍」でないとき以上に「不安」が大きいかもしれません。

 

しかし、「陽はまた昇る!」です。

 

地球が消滅しない限り、自分の命がなくならない限り必ず「陽はまた昇る!」です。

 

そうです!

 

明日は必ず来るのです。

 

いろいろ不安はあると思いますが、勇気をもって新たな扉を開きましょう!

高等学校卒業程度認定を取ると履歴書はどうすれば良いの?

1.高等学校卒業程度認定とは

文部科学省が行っている高等学校卒業認定試験」に合格すると「高等学校卒業程度認定」と認められるものです。

 

「高等学校を卒業するのと同じくらいの学力を持っていますよ!」ということを、文部科学省が証明してくれるのです。

2.高等学校卒業程度認定を取れた後、履歴書はどうなるの?

上でお話したように「高等学校卒業程度認定」というのは、文部科学省が証明してくれるものなので、純粋な「資格(国家資格など)」とは少し扱いが違います。

 

学歴的には「中学校卒業(中卒)」となります。

 

もちろん、学歴欄に「〇年○月高等学校卒業程度認定試験合格」と記載することは可能です。

 

しかし、高等学校卒業≠高等学校卒業程度認定試験合格です。

 

考えてみれば当然のことでしょう。

 

高等学校というのは「学力」だけを身に着ける場ではありません。

 

実際には

在籍期間3年以上
修得単位数は74単位以上
30時間以上の特別活動に出席

などが定められています。

 

これらは個々の学校で「卒業要件」として定められています。

 

こうしたことをすべて修了して「高卒」とよばれる資格になるのです。

 

安易に「高等学校卒業程度認定試験に合格すればいいや~」と考えるのはよくありません。

 

自分の将来設計をよく考えて判断することが必要です。

高等学校卒業程度認定を取った後どうなるの?

1.大学、短期大学、専門学校へ進学する

そもそも「高等学校卒業程度認定」という制度は

高等学校卒業程度認定試験は、様々な理由で、高等学校を卒業できなかった者等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられます。また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定され、就職、資格試験等に活用することができます。
(大学入学資格検定(大検)は、平成17年度より高等学校卒業程度認定試験にかわりました。)

ー文部科学省ホームページより引用ー

 

大学短期大学専門学校へと進学することがお勧めです。

 

自分のやってみたいこと、行きたい大学など夢を持ってチャレンジしましょう。

 

そうすることで履歴書的には「大学卒業(大卒)」「短期大学卒業(短大卒)」「専門学校卒業(専門卒)」となるので、コンプレックスも減るのではないかと思います。

 

いじめなどで不登校にあってしまい高等学校を中退した方や、そもそも高等学校に進学することができなかった方などにチャレンジできる道が拓かれているのです。

 

一度しかない人生です。

 

思う存分「自己実現」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

2.就職や資格試験に生かす

今は「高等学校卒業程度認定」もずいぶん一般的に知る人が多くなりました。

 

就職する場合でも「高等学校卒」と全く同等とはいかないかも知れませんが、義務教育修了(中卒)よりは確実にキャリアアップしています。

 

いろいろな職種を探して、自分を生かせる就職に生かしましょう。

 

また「資格試験」の受験資格に「高等学校卒業程度以上」というものがありますが、そうした資格試験にチャレンジできます。

 

自分のキャリアアップに利用できますね。

 

可能性がどんどん拓けます。

 

ワクワクしますね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

私たちの人生にはいろいろなことが起こります。

 

その出来事に対して「諦める」のか「他の方法を探す」で状況は全く変わってきます。

 

どちらを選択するかは自分次第です。

 

ただ「他に道があることを知らない」というのはとても残念です。

 

少しでも多くの人に「高等学校卒業程度認定」を知ってもらい、明るい未来を夢見て進んでいって欲しくて記事にしました。

 

誰かの背中を押すことができたらこの上ない喜びです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。