ここでは、仕事に行きたくないとき、親には言わない方が良いのかどうかについてのお話です。
多くの人は「生きるためにお金を得る」という目的で仕事をします。
中学校、高等学校、または専門学校や大学などを卒業した後、社会に出て仕事をしていくわけですが、
長い人生、淡々と毎日仕事に行ける状況でないときも出てくるでしょう。
そんな時、いったいどのように考えどのように行動するのが良いのでしょうか?
見ていきましょう。
なぜ仕事に行きたくなるのでしょう?
1.仕事に面白み、やりがいを感じない場合
2.職場の人間関係に問題がある場合
3.ほかにやってみたいことがある場合
ほとんどこのどれかが理由ではないでしょうか?
一つずつ、見ていきましょう。
1.仕事に面白み、やりがいを感じない場合
最初は希望を持って入社したはずですが、実際に実務についてみると「なんかおかしい」「どうしてこういったことをする必要がある?」「これは別に自分がやらなくても、自分でなきゃできない仕事じゃないよね?」「面倒くさい」といったことを感じ始めると、人は面白みややりがいが感じられなくなるものですよね。
もちろん、自分の能力を生かす場面がない仕事に就いてしまった、自分に不向きな仕事に就いてしまった、という自分と職業のミスマッチであることもよくあります。
2.職場の人間関係に問題がある場合
上司によるパワハラ、同僚によるいじめ、会社の取引先の方との人間関係がうまく行かない、といったこともあります。
職場ではどうしても「個人で仕事をする」というよりも「組織の一員」としての動きを要求されますから「没個性」となってしまうこともよくあります。
3.ほかにやってみたいことがある場合
本当は○○がやりたかったけど、内定がもらえたのがこの会社だったから・・・といったある意味のミスマッチです。
場合によっては「親に決められた」といったケースもあるでしょう。
やってみて「合わない」と感じるだけではなく、もともと興味がないのにその仕事に就いてしまったような場合ですね。
「仕事に行きたくない!」と感じてきたらどうすれば良いのでしょう?
1.我慢して続ける
2.辞める
の2択だと思われます。
病気のような場合は「休職」という方法もないことはありませんが、通常は結論を先延ばしにするだけになる可能性が高いのであまり良い解決方法ではないと思われます。
一過性(いじめがなくなる、上司が代わってパワハラを受けなくなる)である場合は我慢して働き続けることもありですよね。
しかし、通常は「仕事に行きたくない!」と自覚した時点で「その状況から逃れたい」という気持ちであることがほとんどです。
「辞める」ということにしっかりと向き合っていく必要があります。
自分自身のことなので「相談」はしても、最終的な決断は自分がしなくてはなりません。
「仕事に行きたくない」=「すぐに退職」これも上手な方法とは言えません。
相談できるところへまずは相談しましょう。
ハローワーク、転職サービス、パワハラやいじめなどなら労働基準監督署に相談するのが良い場合もあります。
こういった手順を踏んでから「退職届」を出されるのが良いかと思われます。
仕事を辞めるということを親に言わない方が良い?
この流れのどの時点で「親に言うのか?」ということですが、これは親との人間関係にもよりす。
普通に考えたら、子どものことを心配しない親はいませんから、「相談」もするのが良いかと思われます。
しかし、いろいろな親子関係がありますので、すべて包み隠さず話すのが良いかはケースによるかと思われます。
ただ「黙って退職してしまう」「その後の手立ても考えなし」というやり方は親に対して余計に心配をかけてしまうやり方となるので、やはり、退職する前に「次のことは相談に行っててね、よく考えて決めるけど、退職しようと思ってる」と伝えておくべきかと思われます。
たとえ、退職することにあれこれ言われたとしても、一応耳に入れておくのが良いかと思われます。
基本的に親にとって子どもは分身なわけですから、何歳になっても心配するものです。
黙っている方が、親にとってはショックでしょう。
仕事を辞めるということを親に言った時の声は?
・「こんな時辞めても、次どうするの?」と予想通りの声だった。
・意外にも「無理してまで頑張らんでええよ」って言ってくれた。
・親に言うのは勇気いったよ~心配していろいろ言われるのわかってたから・・・
・親に言うのも怖いけど、会社に言うと「親が泣くぞ~」とか言われそうで怖い・・・
子どもの方が親に対して気を遣っているのがわかりますね。
こしたことを、親の方が受け止めてあげられると良いですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
なかなか難しい問題ではありますが、誰だって「これで良いのかな?」と立ち止まることはありますよね。
しかし、それも経験なので「失敗」ととらえず「貴重な経験だったよね」と思って次に進んで行って欲しいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。