中尾ミエさん、一流ホテルで「水一杯」が出なくて怒られたようです。
どういったことなのでしょうか?
見ていきましょう。
中尾ミエ「水一杯」で一流ホテル対応かどうか決まる?ってどういうこと?
歌手の中尾ミエ(74)が7日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜・午後5時)に生出演。都内のホテルで遭遇した不愉快な出来事を明かした。 「昨日、あるホテルで食事をしたんですよ」と話し出した中尾。「いい加減、高かったんだけど、マネジャーがちょっと遅れてきて。時間がないから『何か食べる?』って聞いたら、『時間がないからいいです』って言って。『お水だけでもあげてもらえます?』って言ったら、『いや、何か一品とっていただかないと、お水は出せません』って。一流ホテルだよ!」と怒りをあらわに。
このようなことがあったんですね。
「一流ホテル」とは一体何なのでしょうか?
調べてみました。
中尾ミエが言うように「水一杯」で一流ホテル対応かどうか決まるのか?
1.「一流ホテル」の条件は?
日本では「これが基準」という明白なものはありません。
ただ、「設備、スタッフ、雰囲気、テナント」などの状態が重なり合って「一流」とか「二流」といった格式になっているようです。
確かに、その土地で「一流ホテル」と言われて行ってみても「これがですか?」と感じることもありますから、やや感覚的なところはあるのかもしれませんね。
2.サービスの差=格式の差となる理由
日本のホテルでは「チップ」という制度はありません。
しかし、だからこそホテルで働く従業員の教育の差が歴然とするのではないでしょうか。
例えば「笑顔」一つとってもそうです。
「いらっしゃいませ」とにこやかに微笑んで出迎えてくれるフロントスタッフと、「いらっしゃいませ」と笑顔ではいうもののすぐにパソコンなどをのぞき込んで目がほとんど合わないような対応とどちらが「感じ良い!」と思うでしょうか?
答えは明白ですよね。
サービス=格式といったものがあるということです。
「こんなこと教えられていないから」と知らん顔するのではなく、自分で判断できなければ「申し訳ございません、係の者を連れてまいります」といって上司に対応をお願いするといった対応ができるかどうかが大きな分かれ目だと思います。
特に「ホテル」という場所には「くつろぎ」を求めていく人も多いのです。
そうしたとき「これは仕事だから」と割り切って対応されるのか、「精一杯のおもてなしをしよう」と対応してもらえるのでは、相手に伝わる印象は全く違ったものになりますよね。
確かに「限度」はあります。
しかし「ちょっとした心遣い」「プラスα」が提供できるかどうかが、格式を上げるかどうか(一流と呼ばれる)につながっているように思われます。
中尾ミエ「水一杯」で一流ホテル対応かどうか決まる?のネットの反応は?
・影響力がある芸能人がこんなことを言うなんて・・・「水も出してもらえないの?」ではなくて、ドリンクの一杯でも頼んであげればいいだけの話でしょ?
・ホテルだって慈善事業をやってるわけじゃない。サービスに対しては対価が生じるものでしょ?大物女優なんだから、一番高いドリンクでも注文してあげりゃよかったのに。
・お客様は神様です~じゃねえんだよ!何もオーダーなしにサービス要求って何様だよ。
・一流だろうが三流だろうが、何も頼むことなく水だっけってありえねえだろうー
・何も頼まなくても、店に入って椅子に座れば水が出てくる時代は終わったよ!
・中尾さんが怒る気持ち、わかるな~でも、それは昭和の良き時代の話になってしまってるような・・・ある意味寂しいけどね。
厳しい反応が多いですね。
私も昭和生まれなので「あの時代は良かった~」派なのかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
サービス業の本質的なことをどのように捉えるか?ということでしょうか?
個人の権利を主張し、守られる時代です。
成績=評価(賃金)となっているところもまだまだあります。(ブラック企業化しているところも多い)
ただ、ちょっとした心遣いはできる人間でありたいと思うのは私だけでしょうか?
人と人のつながり(初対面であることも含めて)で笑顔が生まれるような「やさしい社会」が素敵ですよね。
最後までお読みいただきありがとうございます。