元衆議院議員の豊田真由子さんが「東京オリンピックを中止にすると、日本に未来永劫オリンピックなし」との発言し話題となっています。
真意はどういうことか見ていきましょう。
豊田真由子「日本に未来永劫オリンピックなし発言」とは?
元衆院議員の豊田真由子氏(46)が9日、「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA TV)に出演。東京五輪中止を言い出せない“裏事情”を推察した。 五輪開催の是非についての討論となり、共演者から「国のリーダーが『コロナが落ち着いてからもう一回立候補するところから始めます』と言えば拍手する人は多い」と発言すると、豊田氏は「でももし、日本からそう言ったら多分、未来永劫、日本にオリンピック・パラリンピックは来ない」と指摘。「日本政府の人は絶対自分から“逃げた”みたいなことは言えないし、IOCにしてみれば、放映権料が一番大事なので、もはや『やれれば何でもいい』という感じだと思う」と続けた。
ここまで世論が「東京五輪中止」に傾いているのに、なぜ中止にできないのか?
豊田真由子さんの発言を元に見ていきましょう。
豊田真由子の「日本に未来永劫オリンピックなし発言」の真意はなに?
1.放映権料が一番優先
東京オリンピックを開催することで莫大な「放映権料」がIOCに入るため、とにかく開催して「利益を得たい」という考え。
2.政治家も責任を取りたくない
「あの時、東京オリンピックを中止にしたから、こんなに損したじゃないか!」とか「数週間で済むのに、中止にしたせいで二度と日本にオリンピックが招致できなくなったじゃないか!」といった批判を浴びて、自分たちの政治家人生に傷を付けたくない。
3.本当に未来永劫オリンピックは日本では開催は無理?
「中止を日本が言い出した場合、IOCに『ドタキャンしたのは日本だ!大損害が出た!』となって、たとえ今後立候補しても冷ややかな目で見られ、今生きている人がいなくなるまでは招致は無理ではないか?
豊田真由子さんの発言はこういったことのようです。
しかし、ここで考えなくてはいけないのは「人の命」です。
日本がIOCに良い顔をしたせいで、日本中が今以上に悲惨なコロナ禍となった時、誰が責任をとってくれるのでしょうか?
亡くなった命はどうなるのでしょうか?
こういったこともしっかりと考える必要がありますよね。
昨年のイタリアや現在のインドのような状況に日本が8月以降なった場合、どうなるのでしょう?
それでも「東京オリンピックは開催する意義がある」ということでしょうか?
よく考えなければなりませんね。
豊田真由子の「日本に未来永劫オリンピックなし発言」のネットの反応は?
・将来またやるつもりに驚いた!いつまでもオリンピックが続くかな?こんなコロナ禍のような事態になれば状況が変わって当然だろ?
・もともとそんなにオリンピック、楽しみでないんですけど・・・
・人命優先!強力な感染力の変異株をどうやって防げるというのか?選手だって命の危険にさらされるでしょ?
・1964年の東京オリンピックには日本全国歓喜に沸いたかもしれないけど、今回は正直「へえ~日本でするんだ~」くらいの感じ。全然楽しみでもないよ。なしで全然OK!
・結局「責任逃れ」ってだけでしょ?でも、中止にしなかったら現政権の信頼は崩壊するね!
ここまで感染拡大が進んでいるなか、多くの人が開催にはNOであることがわかりますね。
日本政府にはしっかり考えていただき、早急な対応が待たれます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
従来型の感染状況でも「中止にして欲しい!」と思えるのに、変異株の猛烈な感染力には脅威しかありませんよね。
人と人との接触をできる限り減らす、といったことくらいしか対策がない状況ですから・・・
ワクチンの接種も地域の関係者の方々は」頑張ってやってくれています。
それでも遅々として進まない現状で、「オリンピック開催」どころではありませんよね。
実際、大阪の医療関係者の方が「いままでなら、助けられた命が救えない状況になっている」とおっしゃっています。
命の危険を伴ってもオリンピック開催の意味があるのか、真剣に考える時期ですよね。
最後までお読みいただきありがとうございます。